第48回リバネス研究費 池田理化再生医療研究奨励賞では、以下の概要で研究課題を募集いたしました。

＜対象分野＞
幹細胞およびその他の細胞を用いたヒト臨床を伴わない研究

具体的には、再生医療の基盤を構築する上で必要な研究 （分子細胞生物学、細胞生物学、発生工学、組織工学、材料工学等）、
創薬技術への利用等の応用研究の他、ここにない新規のアイデアも対象とします。

＜応募期間＞
2020年3月1日〜2020年5月18日
（募集の詳細はこちら）

審査の結果、以下の研究テーマで本賞2名、奨励賞3名、hPL賞3名を採択いたしました。

■採択者

＜本賞＞
今泉 研人（いまいずみ けんと）
慶應義塾大学 医学部 特任助教
研究テーマ：
オルガノイドにおけるサイズ効果の検証

山根 惠太郎（やまね けいたろう）
国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 特任研究員
研究テーマ：
代謝酵素が持つリプログラミング誘導能についての解析

＜奨励賞＞
井内 勝哉（いうち かつや）
成蹊大学 理工学部 物質生命理工学科 助教
研究テーマ：
ヒト脳腫瘍細胞株由来スフェロイドにおけるCD44の細胞死制御機構

緒方 謙一（おがた けんいち）
九州大学病院 顎口腔外科 助教
研究テーマ：
幹細胞由来エクソソームおよびそのマイクロRNA用いたシェーグレン症候群に対する新規治療開発

山下 智起（やました ともき）
大阪大学大学院 薬学研究科創成薬学専攻 博士後期課程2年
研究テーマ：
ヒト腸管オルガノイドを用いた創薬・医学研究基盤の開発

＜hPL賞＞
二宮 一茂（にのみや かずしげ）
Benaroya Research Institute 研究員
研究テーマ：
ヒト血小板由来増殖因子を利用した新規新型コロナウイルス治療薬の開発

坡下 真大（はした ただひろ）
名古屋市立大学大学院薬学研究科 講師
研究テーマ：
ヒト血小板由来増殖因子によるiPS細胞を用いた肝細胞への分化誘導における影響

山崎 誠（やまざき まこと）
横浜国立大学大学院 理工学府 博士前期課程1年
多糖ナノ粒子を用いた高品質な間葉系幹細胞の単離法と三次元培養技術の開発