現在募集中です。応募締切:2025年7月31日(木)18:00まで

飲食店における、満足度の高い働き方を実現するあらゆる研究
ロボティクス、データサイエンス、情報通信、XR、コミュニケーション、食品、薬学、医学、材料工学、電子工学、人間行動学、心理学、経済学、建築学、デザイン、ものづくり、など分野を問わず幅広い科学・技術分野の研究を募集します。
設置企業・組織 | 株式会社𠮷野家 |
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設置概要 | 採択件数:若干名 |
スケジュール | 応募締切:2025年7月31日(木)18:00まで 審査結果:2025年12月ごろにご連絡予定 |
募集対象 | ・大学・研究機関に所属する40歳以下の研究者 ・海外に留学中の方でも申請可能 ・研究室に所属して研究を始めていれば、学部生からでも申請可能 |
- 担当者より一言
- 𠮷野家は、「ひと」が中心となり、いきいきと輝ける未来の飲食店を目指し、「満足度の高い働き方を実現するあらゆる研究」を募集します。外食業を取り巻く様々な課題に対して、テクノロジーを活用することで、「ひと」の温もりと可能性を最大限に引き出すことを追求します。研究者の皆様には、自由な発想で、多様な人材が活躍し働く喜びを感じられる革新的なアイデアをご提案いただきたいです。私たちと共に、飲食業の未来を創造する熱意あるご応募をお待ちしております。
リバネス研究費の申請について
設置企業インタビュー記事

未来創造研究所 主任 武藤 翔吾 氏
未来創造研究所 部長 八重樫 路孝 氏
研究者と共創する、誰もが明るく・楽しく働ける未来の飲食店
創業から120年以上にわたり、日本の食文化を支え、2025年3月時点で国内外に2,818店舗を展開してきた𠮷野家。同社は今、「飲食店における、満足度の高い働き方を実現するあらゆる研究」というテーマを掲げ、働く人がより一層輝き、やりがいを感じられる職場環境を、研究者と共に実現しようとしている。
「For the People」を原点に、「ひと」の可能性を拓く
1899年の創業以来、𠮷野家は日本の日常食として人々の日常の食事に寄り添うことを大切にしてきた。2015年には「ひと・健康・テクノロジー」を経営のキーワードに掲げ、飲食業の再定義と新しい価値創造への挑戦を開始。さらに2025年4月、親会社である𠮷野家ホールディングスのコーポレートブランドロゴを一新。食の力が生む「つながり」や「温かさ」、そして日本の食文化の魅力を世界へ発信すべく進化を続けている。こうした取り組みの根底には、グループ経営理念「ForthePeople」が脈々と受け継がれている。これは、お客様と働く人双方の価値を最大限に引き出し、「ひと」ならではの温もりや心地よさを追求する、𠮷野家の揺るぎない信念の表れだ。この理念を具現化する未来創造研究所では、AIやロボティクスなどの先端テクノロジーを積極的に店舗運営に取り入れ、「ひと」が本来持つ力を最大限に発揮できる環境づくりを推進している。例えば、食器洗浄工程の自動化や、AIによるシフト管理の最適化などの開発を通じ、働く人が付加価値の高い業務に集中できる時間と心のゆとりの創出に貢献してきた。少子高齢化や労働力不足といった社会課題に直面する中でも、𠮷野家は「ひと」を経営の中心に据える姿勢を崩さない。多様性や個性を尊重し、誰もが長く活躍し続けたいと思える、いきいきとした職場づくりを通じて個々の成長を応援する。これこそが、𠮷野家の普遍的な価値であり、今回の研究テーマもその特徴を形作っている。
働きがいのある未来を研究者と共に創る
今回の募集テーマにもある「満足度の高い働き方」とは具体的にどのようなものだろうか。未来創造研究所の武藤氏は、「店舗従業員の方が持つ意欲や能力を最大限に引き出し、一人ひとりが輝けるような働き方をイメージしている」と語る。例えば、身体的な制約がある方でもアバター技術を使って遠隔接客を可能にしたり、AIエージェントがスキル不足を補ったり、多様な人材が活躍できる未来像が想像できる。また、ゲーミフィケーションの要素を取り入れ、日々の業務にスポーツのような達成感やお客様からの感謝をダイレクトに感じられる仕組みを作れるかもしれない。これらの考えは、単なる業務効率化に留まらず、働く人の自己実現を重視する𠮷野家ならではの発想と言えるだろう。同研究所の八重樫氏は、「10年後、20年後の飲食店が、テクノロジーと共存しながらも『ひと』が中心となって楽しく働いている未来。そんな世界観に共感し、一緒に作り上げてくれる研究者と出会いたい」と期待を込めて話す。分野を問わず、研究者の持つ専門性や既存の枠にとらわれない自由な発想が、飲食業界の常識を打ち破り、新たな働き方を創造する原動力となることを期待している。𠮷野家と共に、飲食業の未来を創造する仲間を募る。
リバネス研究費の申請について
現在募集中のリバネス研究費
- 第69回 勝手に共同研究賞(応募締切:2025年7月31日(木)18:00まで)
- 第69回 ドリコ賞(応募締切:2025年7月31日(木)18:00まで)
- 第69回 ダイドー賞(応募締切:2025年7月31日(木)18:00まで)
- 第69回 リアルテックファンド賞(応募締切:2025年7月31日(木)18:00まで)
- 第69回 𠮷野家賞(応募締切:2025年7月31日(木)18:00まで)
- 【常時募集】リバネス研究費 スタッフ推薦枠