リバネス研究費

2024年12月公募第67回リバネス研究費

第67回 基盤技術賞

現在募集中です。応募締切:2025年1月31日(金)18:00まで

様々な分野に影響を与える基幹的な技術の研究

ものづくり、ロボティクス、モビリティ、IoT、人工知能、素材、エネルギー等、様々な技術分野に応用できるアイデアを募集します。

設置企業・組織 株式会社リバネス
設置概要

採択件数:若干名

助成内容:研究費50万円

スケジュール 応募締切:2025年1月31日(金)18:00まで
審査結果:2025年4月にご連絡予定 
募集対象 ・大学・研究機関に所属する40歳以下の研究者
・海外に留学中の方でも申請可能
・研究室に所属して研究を始めていれば、学部生からでも申請可能
担当者より一言
基盤技術が成熟して世の中に浸透するためにはとても長い年月がかかります。だからこそ、今すぐ使えなくても新しい概念、素材、システムを通じて世界をどう変えたいか、自らが発見・発明した研究の提案をお待ちしております。
設置企業インタビュー記事
執行役員CHO 長谷川 和宏(左)
関西開発事業本部 部長 藤田 大悟(右)

基盤技術こそが世界を変えるブレイクスルーになる

様々な分野のイノベーションに寄与している基盤技術は、私たちの生活に劇的な変化をもたらした。ものづくり、ロボティクス、モビリティ、IoT、人工知能、素材、エネルギー等、様々な技術分野に応用できる基幹となる技術分野の研究アイデアを募集する。

 

基盤技術は時間がかかる

古くは鉄や車輪、さらには産業革命にも繋がる蒸気機関の発明。近年では、トランジスタや太陽電池、各種センサー技術、インターネット、AIなど。これらは一朝一夕で生まれたものではなく、長い研究開発の賜物である。これらはエネルギー、移動、医療、日々の活動など分野を問わず活用される基盤技術であると言える。基盤となる技術が形になっていくには時間がかかる。今この瞬間では、よちよち歩きであったり、何の役に立つかわからなかったりする技術も将来の大きなイノベーションの起点であるかもしれない。歴代のノーベル賞の受賞者などの活躍をみても、偶然の発見が起点となり、世界に大きなインパクトを与えている例は多い。

 

常識に捉われすぎない、斬新なアイデア

既存の研究や産業の常識に捉われない斬新な研究こそ、成果が目に見えるまで時間がかかる。そして、前例がないために共感が得られにくいのが現状であろう。しかし、常識や分野にもこだわらず、新しい概念を提案して、その実現に向けて果敢に挑戦していく研究者が、現在の「あたりまえ」を作ってきた。若手研究者が本気で作りたい世界感と、その実現に向けた構想を提案してもらいたいと考えている。

 

幅広い分野の研究が対象

今回のリバネス研究費基盤技術賞では、特異な物性の新素材、斬新な機構、新原理のセンシング技法など、実用できれば、エネルギー、移動、医療、日々の活動など多くの分野の変革の基礎になるような研究を募集する。ものづくり、ロボティクス、モビリティ、IoT、人工知能、素材、エネルギー等に関わる領域で、従来の「あたりまえ」を覆したり、多くの人が想定もしていなかった現象などの研究が対象だ。分野を横断したり、既存の領域に留まらない研究での応募も推奨する。リバネスでは、長いスパンでの研究を見据えた上で、未来の「あたりまえ」のイメージを一緒に作る仲間を求めている。そのため、研究を深めるサポートだけでなく、研究を社会に活かす方法についても積極的にディスカッションできればと考えている。荒削りなアイデアでも大いに歓迎する。あなたの研究が、ブレイクスルーを生み出し、世界を変える礎となるかもしれない。

現在募集中のリバネス研究費