リバネス研究費

2022年6月公募第57回リバネス研究費

第57回リバネス研究費 ダスキン開発研究所賞

「衛生環境を整える」あらゆる研究

質の高い「キレイ・健康」を実現する衛生環境を整える、あらゆる研究を募集します。

設置企業・組織 株式会社ダスキン
設置概要

採択件数:若干名
助成内容:研究費50万円

スケジュール 応募締切:2022年7月31日(日)18:00まで
審査結果:2022年11月下旬ごろにご連絡予定
募集対象 ・大学・研究機関に所属する40歳以下の研究者
・海外に留学中の方でも申請可能
・研究室に所属して研究を始めていれば、学部生からでも申請可能
担当者より一言
私たちダスキン訪販グループは、昨年度から「衛生環境を整える」をタグラインに設定し、マットやモッ
プ等を使用してキレイや快適な環境を維持することにとどまらず、さらなる「衛生」の付加価値を求め、「衛生」の研究に取り組んでいます。「衛生」を、体の健康だけではなく、心の健康も守ることであると捉え、人々の快適で健康的な生活空間の実現を目指します。また、近年課題となっている資源削減やリサイクル技術を「衛生」と掛け合わせて、持続可能な循環型社会の実現に向けても積極的に挑戦しています。ダスキンの知見と皆さまの専門知識を活用して、ぜひ一緒に衛生環境を整えてみませんか。

【アカデミア研究者と連携して実施したい研究テーマ例】

◉ 行動科学の知見を用いた掃除や整理整頓などの行動の習慣化の促進
◉ 抗菌、抗ウイルス、抗ストレスなど清潔さと健康を維持する機能を持つ天然由来またはそれ以外の材料
◉ 環境発電や無線給電および、これらを活用したデバイス開発
◉ 室内のニオイのセンシング・改善技術
◉ 花粉・アレルギー物質やハウスダストのモニタリング技術
および、それを活用した人々の健康と生活スタイルの改善

◉ 環境負荷を低減した洗浄方法や、プラスチック代替素材・再資源化
◉ 人獣共通感染症、節足動物媒介性感染症の予防など、人とペットの健康・衛生

設置企業インタビュー記事
(写真向かって左から)
株式会社ダスキン 訪販グループ戦略本部 開発研究所

ダストコントロール研究室  大場 正博 氏
応用研究室  湯浅 竜太 氏
ハイジーンコントロール研究室  渡邊 仁美 氏、原田 良奈 氏
基礎研究室  細野 貴行 氏

ダスキン研究員と「衛生環境を整える」未来を創ろう

株式会社ダスキン訪販グループが行っているのは、清掃・衛生用品のレンタルと販売、プロのお掃除や家事代行などの役務サービス事業。 開発研究所では、モップにホコリを絡め取る吸着剤や洗浄技術、玄関マットで落とした汚れを舞い上がらせない構造設計などの開発に取り 組んできた。今回のリバネス研究費では、若手研究員5名が、アカデミアにいる「衛生環境を整える」未来の仲間を探し出すことに挑戦する。

 

ダスキン×アカデミアで生み出す知識

ダスキン開発研究所では、衛生的で快適な生活環境を維持し人々の健康を創造することを目指して、ホコリや細 菌、人々の行動などをつぶさに分析している。そんなダスキンだからこそ集められる課題や情報に、アカデミアの研究者の技術とアイデアを掛け合わせることで、より幅広い課題にアプローチできるはず。そこで、2019年に初めてリバネス研究費ダスキン開発研究所賞が設置された。2020年に採択された東京工業大学の山口 悠弘氏の研究テーマ「誘電泳動力を用いた1細菌計数デバイスの開発」は、清掃の優位性を見える化したいという研究員の強い想いで共同研究につながった。また、東京農工大学の中山 悠氏の研究テーマ「持続的な生活環境維持に向けた清掃活動のセンシング&モニタリング」は、誰でも上手な掃除方法を身につけられるようにしたい、という研究員の想いと重なった。ダスキンからモップのサンプル提供を受け、実証実験を重ねている。

※採択者の山口氏が卒業したため、指導教員である山本 貴富喜氏と共同研究を行っている。

 

暮らしの変化に寄り添うダスキンの挑戦

訪販グループでは、2021年に企業ロゴに新たなタグラインとして「衛生環境を整える」を新設した。これまで以上に多様化する人々の暮らしに寄り添い、健康とキレイを実現するという決意の表明だ。

2022年4月、開発研究所の研究員5名が集まった。リバネス研究費を通して、アカデミア研究者の中から共に未来を創る仲間を探すための一歩目として、キックオフミーティングを実施。研究員自身が「衛生環境を整える」とは何かを問い直し、自分たちはアカデミア研究者と一緒にどんな研究をしたいかディスカッションした。

まずは、「衛生環境」を具体的な場面に言い換えてみる。化粧品、風呂場、介護現場、空気(ニオイなど)、貨幣、靴、 公共の手すり、コンビニのパッケージ、家畜の飼育環境、 海(ゴミ)など、衛生環境と捉えられる場所は実に幅広い。

 

部屋の一角から自然環境にまで広がるフィールド

前述の「衛生環境」を、どのように「整える」か。続けてアイデアを出し合ったところ、さらに枝葉が分かれ、新たな疑問も生まれた。「健康のための抗菌というけれど、 どのくらい菌が減っていれば安全なのだろう。許容範囲の個人差もわかっていない」、「自然とお掃除や整理整頓をしたくなってしまうデザインや設計ってなんだろう」、「家中のホコリの量や種類をつぶさにモニタリングして家庭環境と照らし合わせたい」。一口に「衛生環境を整える」といっても、それぞれの価値観や視野によって様々なフィールドと理想像が考えられるのだ。

ダスキンが持つ衛生環境のテストフィールド、細菌やアレルゲンに関する研究実績やデータベースをアカデミアの技術や知識と組み合わせれば、学術的にも新たな価値を生み出せるはず。あなたの研究はどのようなかたちで「衛生 環境を整える」ことに繋がるだろうか。これを機会に、ダスキンの研究員とこれまでにない挑戦の一歩目を踏み出してみてはいかがだろう。(文・伊達山 泉)

 

【アカデミア研究者と連携して実施したい研究テーマ例】

◉ 行動科学の知見を用いた掃除や整理整頓などの行動の習慣化の促進
◉ 抗菌、抗ウイルス、抗ストレスなど清潔さと健康を維持する機能を持つ天然由来またはそれ以外の材料
◉ 環境発電や無線給電および、これらを活用したデバイス開発
◉ 室内のニオイのセンシング・改善技術
◉ 花粉・アレルギー物質やハウスダストのモニタリング技術
および、それを活用した人々の健康と生活スタイルの改善

◉ 環境負荷を低減した洗浄方法や、プラスチック代替素材・再資源化
◉ 人獣共通感染症、節足動物媒介性感染症の予防など、人とペットの健康・衛生

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