募集分野
すべての植物研究
ただし、モデル植物であるシロイヌナズナおよびイネを用いた研究は対象外とします。
設置概要 | ■採択件数 若干名 |
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スケジュール | 応募締切:2015年11月30日(月)23:59まで |
- 担当者より一言
- モデル植物の登場は、分子遺伝学的研究を加速させ、植物科学分野の研究を目覚ましく発展させました。植物全般で普遍的な機能については、モデル植物で得られた知見がそのまま適用できます。しかし、植物種固有の機能は個々に研究していかなければなりません。たとえば、植物の代謝産物は、シロイヌナズナで5,000種類のところ、植物全体では20万~100万種類にのぼるといわれています。モデル植物以外の植物種を研究することによってしか解明できないことが、まだまだ あるはずなのです。
そこで、本研究費は、モデル植物(今回はA. thalianaとO. sativaに限る)を使用しない、すべての植物研究を対象とします。薬用・観賞用植物や、特定の地域や気候帯に生息する植物などに代表されるような個性ある植物の知られざる一面を研究しているという方にも、ぜひご応募いただきたいと思います。