■　受賞者
村上怜子
■　所属　職位
名古屋大学遺伝子実験施設研究員
■　テーマ
藍色細菌Kai生物時計分子装置の時間発振中の構造変化

■　採択者の声
採択していただきありがとうございました。私は、藍色細菌の生物時計の機能解析を行っています。藍色細菌の生物時計分子装置は3 種類あり、ATP存在下の試験管内で相互作用しあうことで24時間周期の振動を発生させることができます。この振動中のタンパク質複合体の変化を知るために、蛍光相互相関分光法に注目しています。MBL賞で分子間相互作用解析を用いた研究の募集をしているのを知り、ぜひと思い応募しました。今後、複合体構造の時間変化の詳細な解析を行い、いただいた研究費に見合う成果を出せるように、頑張っていきたいと考えています。