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自由な発想で「キレイと健康」を共に実現したい (株式会社ダスキン)

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株式会社ダスキン 開発研究所 所長 今西 正博 氏:昭和58年入社、モップやマットの洗浄加工設備を開発する生産本部設備技術室に配属。 平成元年に主力である愛の店事業本部(現訪販グループ)の商品開発部に異動。 モップやマットを中心とした清掃・衛生用品の商品開発に携わる。 その後、本社部門を経て、平成28年より開発研究所を担当。

 

株式会社ダスキンは、清掃用品のレンタルやハウスクリーニングの老舗というイメージが強い。一方で、ドーナツや介護サービス、ヘルスケア商品の取り扱いなど、幅広いサービスをフランチャイズ加盟店を通じて提供するコングロマリット・フランチャイザーという顔も持つ。リバネス研究費を設置したダスキン開発研究所は、ダスキンの顔であるレンタル清掃用品や清掃サービスの研究開発において要となる組織だ。今回の研究費設置の狙いについて、所長の今西正博氏に話を聞いた。

 

ダスキンを支える開発研究所

ダスキンでは、創業時より研究開発がそのサービスを支えていた。創業当時は、ホコリを繊維に吸着させるための吸着剤の研究からスタートしている。そこから吸着剤を塗布した専用の雑巾を開発し、家庭における乾式清掃を確立。水を使わずにホコリを拭き取る大発明だったと言われている。その後も様々な清掃用品を開発して世に送り出し、日本の掃除やキレイに革命をもたらした。現在のダスキン開発研究所でも、お客様への安心安全で独自性の高い商品の提供が重要なミッションとなっている。まさにダスキンの礎とも言える研究所だ。そんな研究所が、近年では大学や医療機関との産学連携にも積極的に取り組んでいる。一体どんな狙いがあるのだろうか。今西氏に尋ねてみた。「今、私たちが清掃により実現しようとしていること、それは人々の『健康』です。」

<ダスキン開発研究所の研究テーマの例>
● レンタル清掃用品の研究開発
● 洗剤や芳香剤などの衛生用品の研究開発
● ハウスダストに含まれるダニ、カビ、食物等の実態把握と検出技術研究
● 清掃による室内の環境改善効果の予防医学的なエビデンスの取得
● レンタル(リユース)の強みを活かした付加価値と環境負荷低減技術研究

 

「キレイ」と「健康」をつなぐ

2011年の厚生労働省による調査では、日本国民の2人に1人が何らかのアレルギー疾患を持つと言われている。私たちの身の回りに存在しているアレルゲンをいかに除去するかは重要な課題だ。そんな時代の変化に合わせて研究所の役割も変えていかなければならないと今西氏は語る。「これまでは既存商品のリニューアルを行う技術開発がほとんどでした。ただ最近は、そもそもホコリとは何か、清掃後の環境が人々の『健康』にどう影響を及ぼすのかといった基礎的な研究にも力を入れています」。これまでの清掃効率や利便性を追求した開発だけでは、掃除機や自動掃除ロボットを開発する他社との競争に埋没してしまう。そのため、「健康」という側面から清掃用品の必要性や新たな機能性を見出す研究を重要視しているのだ。

 

自由な研究アイデアとの出会いを求めて

今回の募集テーマは「健康に繋がる、住みよい生活空間を実現する研究」。住居や店舗、企業のオフィスなどの生活空間を主なフィールドとした研究が対象となる。

・お客様と定期的に対面できる訪問販売のインフラを活かした清掃・環境改善技術
・繰返し再生利用するレンタルの特徴を活かした清掃・環境改善技術
・カビ、ダニ、花粉、残留化学物質といったアレルゲンの性質に着目した研究
・衛生環境の維持に貢献する技術
・清掃行動の促進に寄与する人間行動学・心理学研究

 

例えば上記のような幅広い研究テーマを期待している。「私たちだけでは思いつかない自由なアイデアを楽しみにしています。また、今回の研究費をきっかけに、共同研究など長期的に関わっていけたらと考えています」と今西氏も期待に胸を膨らませた。人々の快適・健康な暮らしを実現する研究を、ここから始めようではないか。

 

第44回リバネス研究費ダスキン開発研究所 募集中!

募集分野:健康に繋がる、住みよい生活空間を実現する研究

清掃方法や衛生環境の評価、アレルゲンの検出・除去、アレルギー疾患の予防など、ダスキン開発研究所の主要研究テーマである「清掃・衛生・健康」に関する研究を募集します。

申請締め切り:2019年4月26日(金)24時まで

詳細はこちら

 

 

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